2009年11月07日

オマル・ハイヤーム




初めてマレーシアに来たときに「指差し会話」の本に詩人が載っていました。

「え、これはオマールハイヤーム。イランで大ゆうめいだよ。
世界でだいゆうめいだ。イラン人なら一つはみんなうたえる。
でもね、この人はイスラム教でもお酒の詩がおおいんだよ(くすっ)
イスラム教はお酒がだめで、死んで最後の審判で地獄に行ったら
天国にはだれもいなくなっちゃう」
そう言って歌った詩は
”恋する者と酒のみは地獄に行くと言う、
根も葉もない囈言(たわごと)にしかすぎぬ。
恋する者や酒のみが地獄に落ちたら、
天国は人影もなくさびれよう!”


学のない私はその時に初めてオマールハイヤームの名前を知り
それ以外の詩は何も知らないし興味もありませんでした。

そしてネットでオマールハイヤームの他の詩を読みました。
今までの私の思っていること、、

死ぬのが怖い
死んだらそのあとはどうなるのか
二度と目が覚めないそれからの永遠の方が長い、、

そんな自分の気持ちを4行に書きあらわしているようでした。


創世の神秘は君もわれも知らない。
その謎は君やわれには解けない。
何を言い合おうと幕の外のこと、
その幕がおりたらわれらは形もない。


われらが来たり行ったりするこの世の中、
それはおしまいもなし、はじめもなかった。
答えようとて誰にはっきり答えられよう――
 われらはどこから来てどこへ行くやら?


この永遠の旅路を人はただ歩み去るばかり、
帰って来て謎(なぞ)をあかしてくれる人はない。
気をつけてこのはたごやに忘れものをするな、
出て行ったが最後二度と再び帰っては来れない。


われらの後にも世は永遠につづくよ、ああ!
われらは影も形もなく消えるよ、ああ!
来なかったとてなんの不足があろう?
行くからとてなんの変りもないよ、ああ!

あしたのことは誰にだってわからない、
あしたのことを考えるのは憂鬱(ゆううつ)なだけ。
気がたしかならこの一瞬(ひととき)を無駄(むだ)にするな、
二度とかえらぬ命、だがもうのこりは少い。



この世に永遠はないし死後のことは誰にもわからない
それを考えても答えは出ない、だったら飲んで楽しもう、、。
そんな感じです。

この本を読んだら気持ちが楽になる気がします。
そしてこれからの人生感、変われる気がします。

イラン人のVと出会わなかったらきっとオマールハイヤームは知らずに終わると思います。

他人からすれば大げさなと思うかもしれませんが
私には「この世」「来世」「宿命」とか常に頭から離れないことです。

手元に置きたい1冊になりそうです。









at 11:34│Comments(0) diary 

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