2009年05月08日
「戦場から女優へ 」を読み終えて
サヘル.ローズさんの本を読み終えました。
サヘルさんの生い立ちも大変なものがありますが
この養母さんの生き方は本当に素晴らしく
この方自身の今までの生き方、考え方にも興味を覚えました。
養母でありながら子供の育て方は
昔の日本と変わりないと思いました。
昔はどんなに生活が苦しくとも
立派な人間になってほしいと
自分の何もかもを子供に捧げ
子供はそんな親を見て敬いいたわる気持ちを持ち
「道徳心」を養い成長していき社会に出る。
今は払えるのに出さない「給食代」
「道徳」は学校で教えるもの、、、。
私自身も今回娘と喧嘩して
「”姉妹親子”の感覚ではだめ、
物わかりのいい親ではだめ、、、」
大いに反省しました。
喧嘩、争いごと、、
その場の空気が悪くなるのは
いたたまれないので最後にいつも謝るのは自分でした。
娘の方から「ごめんなさい」はいつ聞いたかわからないくらい。
子供を良くするのも悪くするのも親次第だということ。
子供が幾つになっても難しいです。
サヘルさん親子はこのある意味
「イラン=悪い」イメージの偏見国で暮らすのは
大変な苦労だと思います。
でもこうして芸能の道に入りこれをきっかけに
イランという国は日本と文化も考え方も似ており
人と人、個人はとても親切でいい人が多いということ。
戦争で失うものがどんなに多いかということ
一人でも多くの人がそのことに気づいてくれれば
いいと思いました。
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Vと暮すようになり
レストラン、大使館、電話でのVの妹の声、、。
イランの女の人の話し方は年取った人でも
かわいい声でおしゃべりします。
高い声で小鳥がさえずるように、、、。
イランの映画を見ても
女の人がけんかをしても身振り手振りは大きくなりますが
どなりつけたりすることは少ないようです。
私はどちらかと言えば声が低く
遠くにいると聞こえないと思い大きな声を出すと
Vは怒っているのかとびっくりした顔をして
「どうしてそんな言い方するの?」
と言われたことがあります。
日本、韓国、香港の言葉はVからすれば
強く喧嘩しているように感じるようです。
だから娘の言葉がとてもきつく「罵倒」されたように
なったのだと思います。
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│V