2008年09月18日

Vのはたらき



お友達と二人で調理をして分かったことは
お友達は料理ができないってことでした。

全部イランに帰ったもうひとりのシェフがほとんどやっていたのでした。

今では何もかもがVが作ります。

いつもよりおいしく出来てオーナーも従業員も驚いています。

さらに驚くことはラマダン中はビュッフェスタイル
バイキング形式です。

それなのに別料金を払ってVの作る「アーシュ」を
テイクアウトにした人が4,5人いてそれはレストラン
始まって以来のことだと言います。

さらには「ポテトとお茄子のククーは毎日つくってくれ」
とお客さんからリクエストがあったそうです。

たくさんの称賛があってもそれはリップサービス。

現実的には何倍もお友達よりも働いてもお給料は
お友達は5000、Vは1000(それでも200あがりました)

ラマダン明けのボーナスも
お友達は1か月分の5000、Vは500だろうといいます。

でもVは

「マレーシアはただの通過点。もくひょうじゃない。
わたしの目標はみけちゃんと日本でしあわせにくらすこと。

だから、かんけいない。
だけどおともだちは奥さんがマレー人、
ずっとここでくらすからたいへんだ。

これからずっとここでかぞくをたべさせなくっちゃいけない。

だからせめてここにいるあいだはお友達のためにしてあげる。

みんなおいしい、おいしいって私に言う。

だけどわたしは、ここの責任者はこのひと。
だからみんなこのひとだっていつもいう。

ともだちもありがたいっていってくれる。
いつもありがとうっていってくれる。

わたしはみけちゃんとふたりでしょう。
だからすこしでもへいき。」

マレーシアはだいきらい。
日本に行ったら2度とマレーシアにいきたくない。

そうまで行っているVなのに
ここにいる間はお友達のためになんでもしてあげるというV。











at 11:16│Comments(0) V 

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